今日は特別な予定もなく、
ただ時間を浪費するだけの一日になってしまいそうだったので少し前にプレイして印象に残っているPC向けのアドベンチャーゲーム「餓史シャチの幸」というゲームをもう一回遊びました。予定のない日はゲームに限る。
「餓史シャチの幸」っていう、存在しないページをネットサーフィンするゲームが面白かったので皆もやってみてね…一昔前の独特で閉塞感のあるインターネットを感じることができるよ
— せるろ〜す (@serurosu1226) 2021年5月8日
どんなゲームなのかざっくり説明すると、謎のホームページ「餓史シャチの幸」内でネットサーフィンをしながらポイント&クリックで謎を解いていくゲームです。
”謎”といっても明確なストーリーはありません。アングラなネットのさらに奥深くへ足を踏み入れていく感覚に近いです。
「餓史シャチの幸」内の各ページでアイテムを探し適切なページでアイテムを使う…
よくある脱出ゲームと要領は同じですね。
ちなみに謎解きの難易度は高くないです。謎解きが苦手な私でも小一時間かけて簡単にクリアできました。優しいね。
どうしても詰まっちゃう人向けにアドバイスするとしたら、「各ページの重要っぽいページのURLをどこかにコピペしてメモっておくと良いよ」です。
このゲームの世界観と雰囲気…他のゲームにはない特別なものを感じました。
PCの起動音、時折聞こえるハードディスク音、「ディン」という心臓に悪いエラー音…
「餓史シャチの幸」内で特に好きなページは「るんるんシアター」です。
ポップで可愛いですね。沈んだ気持ちをるんるんにしてくれそうです。
なんと!「るんるんシアター」内のスペシャルぺージにて右クリックでゲーム内の壁紙を設定することもできます。「るんるんシアター」ファン大喜び。
「るんるんシアター」ではムービーも見れちゃいます。第12話…最終回でしょうか。過去の話も気になりますね。
このムービー、結構クオリティが高くて何度も見る必要は無いのについついリピート再生しちゃうんですよね。
「餓史シャチの幸」では現代のインターネットとは違う、
閉鎖的で日常から少し離れた場所にあるような「あの頃のインターネット」を体験することができます。
おもしろフラッシュ黄金時代を経験した人間であれば上記のスクリーンショットらを見て既にピンと来ているのではないでしょうか。
当時のインターネットを知る人も知らない人も一度は遊んでみてほしいです。
できれば夜の静かな時間帯に遊んでみてほしいですね。(完全に個人的な意見)
※びっくり表現はありませんが一部ホラーっぽい描写があるので苦手な人は注意です。
SteamやVectorから無料でダウンロードできます。
▼Steam
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