今から約2年前の12月に撮影した写真です。
会社帰りに仲の良い上司たちと都内のクリスマスマーケットへ行った時に撮りました。今思うと、19時定時+翌日も平日の会社帰りにどこかへ寄るフットワークの軽さに好奇心旺盛な若さを感じます。
今では考えられないです。働いた後は真っ直ぐ家へ帰って飲酒をしながらゲームがしたい。
煌びやかなクリスマスピラミッドや美味しい食べ物よりもこの写真がお気に入りです。電飾は綺麗に光っているのにゴーゴートーマスはブルーシートで覆われています。なんとなく寂しさと冷たさを感じます。ゴーゴートーマスさん、昼間は子ども達に楽しみを提供していますからね。ブルーシートの中でゆっくり休んでほしいですね。
普段真面目な大人が夜に居酒屋で一人酒をしている場面を見ている気分になりました。
この写真も同日に撮影しました。人形たちの目が虚空を見つめています。
私はお祭りやイベント事の「終了間際」が結構好きです。終わってしまう寂しさ、静けさ、昼間とは違う別の世界が始まりそうな雰囲気、さっきまで進行形で楽しんでいたことがジワジワと思い出へと変わっていく瞬間。
思い出を振り返る時間って楽しいですよね。この時間も大切にしていきたいです。